プロフィール

性別 男
年齢 60歳後半
住居地 長野県

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2009-09-10

BEATがやってきた

1991年5月に発売されたホンダビート。

軽自動車でミッドシップ、ツーシッターの本格的なスポーツカーです。

発表会には本田宗一郎さんも出席され、開発責任者に
「あんた、いい仕事をしたな」とご満足だったとのことです。
その3ヵ月後の8月に本田宗一郎さんはこの世を去られました。

本田宗一郎さんが世に出した最後の車です。

その当時から興味を引かれていましたが、
二人乗りで、荷物も運べない車は手も足も出ません。

そしてなが~い年月が過ぎ、
今年の8月中旬、新築している家の設計をお願いした建築家が
黄色いビートに乗って建築現場に現れました。

そうです。彼は熱狂的なビート乗りで、年季も入っています。
何時もは真っ赤なビートで、爆音を響かせて走っているのです。

「どうしたんですか、車を替えたんですか」
「ぼくのビート仲間が事情があって手放したいと言っているので、どうかと思って」

彼とちょうど2年前に初めて、事務所でお会いした時、
真っ赤なビートにも初対面しました。

家の話の前にビートの話をひとしきり。
その後会うたびにビートで盛り上がりました。

「手放すときは私に譲ってくださいヨ」

その一言の顛末が、黄色いビートになったのです。

黄色いは、ちょっとこの歳ではヒキますね。
妻も「黄色はねぇ」と難色。

とりあえず、どのくらいか聞いていただくことにしました。

そして、スタットレスタイヤを付けて15万ならと返事をいただく。

安い。
一瞬心が動く。色がねぇー。だけどこれが最後のチャンスかも。

そして数日が経ち、子供達もこの件を知ることになった。

「自分が良けりゃいいんじゃないの、人の目なんか気にしなくて」

でも、いい歳してとか、年甲斐も無くとか、
やっぱし近所の目とかが気になる。

そうなんだよ、そう言う言い訳が心の老化なんだ。
黄色いビートに乗るジィジイがいてもいいじゃん。
自分の心を後押しする。

よし、決めた。建築家のKさんに連絡をする。

そして「乗ってみて良かったら決めてください」と言って、
ビートを置いてった。

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しばらく放置されていたので艶はない。

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だけど、マニアが丁寧に乗られた雰囲気がある。

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いいね。

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そして、ホイール、マフラー、バンパーなど「無限」仕様だ。

 

乗ってみて、
なんと楽しい車だ。今まで経験したことの無いフィーリングです。
自分の体に駆動装置を付けて走っているような感じだ。